粘着剤の種類
2022年10月11日タック紙の粘着剤には「感圧式粘着剤」が使われます。被着体に押しつけて粘着させるというものです。
粘着剤の分類は大別すると「貼ったまま使用」するものと「貼った後剥がす」ものに分けられます。
前者を「永久接着タイプ」後者を「再剥離タイプ」と呼びます。
それ以外にも用途や被着体に応じた色々な種類の粘着剤があります。
永久接着タイプ
貼り付けたあと、剥がすことなく半永久的に貼ったままにすることを目的にしたものです。
その強さも一般的な強粘着の他、被着体(貼る物)に応じて鋼材用、粗面用、砥石用などいろいろな種類があります。
再剥離タイプ
貼り付けた後、不要になった時点で剥がすことを目的としたものです。
用途に応じて強粘再剥離、中粘再剥離など多くの種類があります。
再貼付タイプ
再剥離タイプのなかでも、一度剥がした後再度貼り付けることができる、ふせん等によく使われるタイプです。
弱粘再剥離がこのタイプとなります。
訂正タイプ
パンフレットなどの訂正箇所に貼る際、下が透けないようにグレーに色を付けたものです。
特殊タイプ
- リターナブル瓶などの再使用時に洗えば落ちる水溶性粘着剤。
- 一度剥がすと二度と貼れなくなる親展用。
- 剥がすと「開封」などの文字があらわれる改ざん防止用。
- 貼付後に空気が抜けやすいように粘着剤に凹凸を付けたもの。
- 窓ガラスや鏡など平滑な鏡面に貼るシリコーンタイプ。
- 静電吸着タイプ。
- タトゥシールや絆創膏などの人体に直接貼っても大丈夫な肌用粘着タイプ
など、用途に応じて多くの種類がありますのでお問い合わせください。